<定義>

  • 自立(能動):自分の足で立ち、主体的に動き、環境や他者に働きかける。自分の意志で主体的に他者を頼る行動。「依存先を増やすこと=自立」という考え方は、「能動的に依存先を選ぶ力」を指している。
  • 依存(受動):他者に頼り、他者の動きに委ね、環境や他者から働きかけられる(影響を受ける)。「誰も助けてくれないから、自分でやるしかない」と、周囲の環境によってやむを得ず1人で生きざるを得ない状態。形の上では「自立」に見えますが、本人の主体的な選択ではないため、生きづらさに繋がりやすいと言われている。

タブレットやAI搭載のICT教材、ChatGPTといった生成AIサービスを用いて勉強しているところを想像してください。

不思議な現象が起きていることに気づきます。

生徒は自分の手を動かし、集中して画面に向かっており、一見すると「能動的」に勉強しています。しかし、その学習メニューや復習のタイミングを決めているのはシステム(他者)であり、構造としては「受動的」です。 

【問い】

「ICT教材(AI)のおかげで、私は自立して能動的に勉強できている」と語る生徒がいたとします。この生徒の状況を、「能動的に勉強させられている(システムに依存、受動的)」という矛盾した表現を使って、400字以内で批判的に説明しなさい。