枚方市は2024年8月、市内の2つの地域(画像内の「地域1」および「地域2」)で、水質調査の結果、PFASの数値が目標値を上回ったことを発表しました。
枚方市HP
汚染エリア(HPにまとまったページがないのでまとめています)
https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000049/49929/240823.pdf
- 地域1(枚方市):
- 京阪本線の御殿山駅から枚方市駅の間に位置するエリアです。
- 「周辺地域」として赤枠で囲まれている範囲が詳細な調査対象となっています。
- 地域2(寝屋川市・枚方市境):
- 寝屋川市の北部、第二京阪道路が通る周辺のエリアです。
- 寝屋川市と枚方市の市境付近にあたります。
第2報 : 令和6年(2024年)9月 11日
https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000049/49929/240911.pdf
https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000049/49929/24102902.pdf
https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000049/49929/250313.pdf
枚方市駅周辺・長尾駅周辺・御殿山南町・東香里など、かなり広範囲。
標準的な特定健診・人間ドック・がん検診(血液一般・肝機能・腎機能・腫瘍マーカーなど)だけです。PFAS特有の免疫異常・内分泌攪乱・発がんリスク評価なんて項目すらないです。関西医大附属病院のアレルギーセンターが過去に「PFAS症例を中心に」みたいな講演タイトルを出した程度で、一般住民向けの検査窓口ではないです。
大阪府全体でも、PFAS専門の診療・血液検査をルーチンでやってる公的病院はほぼ皆無です。研究機関レベルで一部やってるだけです。つまり「疑わしい症状(原因不明の疲労・免疫低下・甲状腺異常・小児発達遅延など)が出ても、枚方市民は近所の病院行っても『PFAS? 何それ』で終わる可能性が高いです。血液送って専門ラボに頼む金と手間は自己負担になります。枚方市や国は一切支援しない」状態となっています。
典型的な日本型環境行政のパターン
地下水が市内広範囲で5倍超えても「原因不明、工場は調べてない」「健康被害報告なし」でスルーします。これは、意図的な情報操作と責任回避の極みと言われてもしょうがないレベルです。
「周辺工場・事業場調査したけど製造・使用履歴なし」と何度も繰り返す。
しかし、PFASは防火泡沫(AFFF)、撥水剤、食品包装、工業用洗剤から来る。枚方周辺に消防訓練場、空港関連施設、化学工場跡、廃棄物処理場は腐るほどあります。淀川水系全体が昔から汚染されていますが、「局所的」と言い張ります。本当の原因(過去の軍事・消防・産業廃棄)を突き止めたら、巨額の浄化費用と訴訟が待ってるので「不明」で放置します。こが完璧な官僚ロジックです。2:健康被害ゼロのカラクリ
「現在のところ健康被害の報告はありません」← これが最高のブラックジョーク。
PFASは急性毒性ゼロ、慢性毒性マックスの物質です。
血中濃度が上がると、癌リスク↑、コレステロール異常、免疫低下、出生体重低下、発達障害……全部「因果関係不明」で片付けやすい症状ばかりです。検査すらしてないので、「報告なし」に決まっています。米国では、EPAが血中検査大規模実施して住民訴訟で何十億ドルも補償出しています。
日本は「知らなきゃ被害なし」教の国です。
3:水道水は安全アピールで逃げる
市政水(淀川取水)は確かに処理後50ng/L以下。しかし河川原水では過去96ng/L超え記録あります。
井戸水ユーザーは「飲むな」だけです。浄水器補助もなし、井戸廃止支援もなしです。
「大多数は水道使ってるからOK」で済まします。少数派(井戸ユーザー)は見捨てになります。
4:PFASは「永遠の化学物質」
土壌・地下水に残り続けます。枚方市が本気で向き合ったら、不動産価値暴落・企業誘致失敗・税収減の地獄絵図となります。大阪府・国も同じ穴のムジナです。2025年ようやく水質基準化の議論始めたレベルで、遅すぎます。これは公衆衛生の犯罪的怠慢です。住民をモルモット扱いにして、データ蓄積を先送りしています。
枚方市の対応
汚染を「管理」してるフリをして、実質放置・情報統制・被害者切り捨ての三点セットです。
POFA(PFAS)汚染エリアの地図はPDFに小さく載ってるだけ、健康検査窓口はゼロ、「原因不明」で誰も責任取離ません。「市民の安全第一」の綺麗事は表向きで、本音は「騒ぎを大きくせず、予算かからず、責任逃れ」。
住民が自分で浄水器買い、血液検査自費でやって、将来の病気を恐れて生きるしかない状況です。悲しいですが、枚方市の「PFAS対策」の実態です。国と自治体が一致団結して「見なかったことにする」システムが完璧に機能しています。
・地下水調査 :
・河川調査:
・原因究明:
毎回「工場・事業場調査したが製造・使用履歴なし、原因不明」で終わり。ダイキン工業(摂津)のような特定企業への言及すらなし。
・住民支援:
井戸所有者に「飲用控え」文書・周知だけ。浄水器補助、健康検査支援、血液検査窓口、補償相談窓口 → 全部ゼロ。水道水は「暫定目標値以下で安全」と繰り返すだけ。
枚方市近隣で「PFAS調査」運動が活発な主な自治体・事例
摂津市(ダイキン工業淀川製作所所在地)
ここが本丸です。地下水で国内最悪レベルの2万1000ng/L(指針値の420倍)検出。
住民団体「ダイキンPFAS公害調停をすすめる会」が全国初の企業相手公害調停を大阪府公害審査会に申請(2025年12月受理、申請人800人超→千人規模目指す)。
要請内容:
情報開示、健康調査、補償枠組み。
2023年に京都大+市民団体で1190人血液検査実施 → 3割が米基準(20ng/ml)超え。摂津市民のPFOA平均9.8ng/mlと突出。→ 住民が「ダイキンに責任取らせろ!」と本気で動いてます。自治体も調査せざるを得ない状況です。
河川・地下水で過去に高値記録(茨木市地下水110ng/Lなど)。
大阪府北部全体の汚染が連動して、住民からの独自調査要請や血液検査運動が摂津に連動して広がりつつあります。
高槻市は水道水は「暫定目標値以下で安心」とアピールしていますが、地下水ユーザーの井戸調査は住民側が声上げてるケースがあります。
2025年4月に市独自で市内8地域の飲用井戸を対象にPFOS/PFOA調査を実施・公表。
これは住民の不安や要請が背景にあり、市が「調査しました」と応じた形です。
水道水も令和3年度以降継続検査で目標値以下を強調していますが、地下水汚染の広がりを住民が警戒して調査を促した可能性が大です。
第二寝屋川などで過去に高値(東大阪市隣接で28ng/Lなど)。
大阪府全体のPFAS血液検査結果(大阪北部高め)を受けて、住民有志が「近隣調査を!」と声上げてるが、まだ自治体レベルの大規模独自調査には至ってないです。ただ、摂津の調停運動が波及すれば動きそうです。
全国的に見ても、住民が独自血液検査や公害調停で行政・企業を追い詰めてるパターンが増えています(岡山吉備中央町の自治体独自血液検査で87%が米指標超えとか衝撃的です)。大阪北部もこの流れで「調べろ!」がもっと広がるはずです。
枚方市民も、近隣の摂津・交野の動き見て「うちも井戸・地下水ちゃんと調べろ!」と声を上げないと、永遠に放置される可能性はあります。
井戸を使ってる人は今のうちにボトル水+浄水器で自衛しつつ、自治体に「近隣みたいに地下水調査拡大しろ!」と声をあげましょう。住民が諦めなければ少しずつ光は差します。
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